
この間、森を歩いていたら、木の根元がやけに賑やか。
近づいたら、せっせせっせと動くもの。

そう、アリ。
かなりデカくて、はじめてみる大きさ。
雨でしっとりぬれた枝を、せっせせっせとほじくってる。
別の日。
東京の地面に、うっすらへこみ。
しゃがんでみたら、アリ。

こちらは見慣れた大きさ。
何千回と穴と外を往復して、巣をすこーしずつ掘り進めてる。
迷いアリが戻ってきたらちゃんと交信してここだよ、って教えてる。
運び出す荷物は、転がらないように、じゃまにならないところにおく。
じーーーっと見てたら、4歳の男の子が声かけてきた。
「何やってんの?」
「アリ見てるの。」
おもむろに枝を拾って、ぐちゃぐちゃ~と巣をかき回して、どっかいっちゃった、その子。
でもね、アリはめげずにまた往復してる。

涙が出そうになった・・・。