森から出てみると、体中に「バカ」がたくさん!
「バカ」とはこのあたりの言葉で、ヌスビトハギのような人間や獣にくっついて種子散布をする植物の種のこと。
バカのとりっこをしながら、お互いの収穫をたたえあって、みんなにっこり。
採ってきたキノコは、図鑑を見ながら自分たちで鑑定もしてみましたが、
きのこ名人のほれぼれするような手際のよい鑑定で、約1/4は食べられないきのこと判明。
「おなかすいた~」という声とともに、キノコ料理三昧のランチスタート。
秋の森を歩いてぺこぺこのお腹には、どの料理も絶品!(これがスタッフの作戦です★)
特に、キノコ汁やキノコとベーコンとさつまいものチーズ焼きが人気でした。
お昼の後は、いい香りのクロモジの枝を使って「キノコ鉛筆」づくり。
鉛筆の芯を入れたクロモジの枝の先に、おがくず粘土でキノコの傘を作りました。
カラフルなキノコ、芸術的なキノコがたくさん出現しました。
終わりの会で感想を聞いてみると
「師匠!素晴らしかったです!」と名人との出会いを喜ぶ声がたくさん。
「サクラシメジが採れてうれしかった」という声や、「キノコ汁がおいしかった!」
「知らないキノコにたくさん出会えて楽しかった」 などなど。
「また来年、来るからね~」と車窓からちびっこキノコ博士が叫んでくれて、楽しく終了しました。
四季があり、湿度がたっぷりの日本ならではのお楽しみ。
また来年!
