子どもたちの自然体験

子どもたちの自然体験

~遊ぶことは生きること~ 小学生・幼児向け

「森でモリモリ遊び隊」は、四季を通して子どもたちが主役になって森で遊ぶ、環境教育活動です。私たちはこの活動を通して、楽しむ力・感じる力・協調性を育むお手伝いをします。

【報告】森でモリモリ遊び隊しなのきコース第7回(2023年11月25日土曜日)

晩秋の森でモリモリ遊び隊は森林整備&里山トレイルです!
やまぼうし自然学校のある菅平高原はすでに冬ですが、ここ上田市市民の森公園はまだまだ森も秋の色です。
今日は森ざんまいでいきましょう。


午前は里山トレイル、鷲羽山を目指します。
まずは準備運動から。
しかしこの動きは・・・カモンベイビー遊び隊♪


まだまだ紅葉が美しく、そして落葉した裸木は光をとおして明るい秋の森の風景を作ってくれます。


みんな元気です。


みんな木の棒大好き(笑)。
休憩中も遊びます。


今日の里山トレイルの目的その1、森のおもしろいものを見つけること。
いろいろ発見します。
目的以上にみんなのおもしろいもの発見センサーが全開です。


カラマツのまつぼっくり。
バラの花のような形、そして枝にたくさんついていて、思わずたくさん集めてしまいます。


冬を前に、まだまだ美しい秋の森です。


そして秋のお楽しみはさらに全開!
落ち葉投げ上げチーム、落ち葉が豊富な森に来たらこれをやらなくちゃ♪


見ていて楽しい中腹の案内地図。
いよいよ頂上を目指します。


森の中に入っても結構明るく、みんな元気に登っていきます。


そして里山トレイルもう一つの目的、鷲羽山山頂でおやつをたべる♪
たくさん歩いたあとのおやつは最高です。


帰り道も森の豊富な落ち葉で遊び放題。
お友達を落ち葉に埋めて、みんなで記念撮影。


そしてさらに落ち葉投げ上げチーム、大量の落ち葉を持ってスタンバイ中。


声をそろえて、せーの!


休憩地点では富士山も見えました。
素敵なものをたくさん見つけられた里山トレイルでした。


そして午後は森林整備。
書いてある文字は「保健干害防備保安林」とムズカシイことば。
でも遊び隊のみんなは専門用語は知らなくても森の大切さを知っています。
今日はそんな大人の仕事と同じ大事な価値のある作業を体験します。


木の切り方、安全、初めての作業もしっかり覚えてどんどん進めていきます。


里山は人が手入れをすることで森が元気になります。
今日はみんなでその作業を担います。


いっしょうけんめいに作業。
でも楽しくて夢中になります。


友達と力を合わせることも大事。
いい仕事ができます。


いつも感謝の言葉で締める終わりの会。
今日は里山トレイルで森からたくさんの楽しみをいただきました。
そして森への感謝を森林整備作業で形にしました。
同時に森林整備作業も「楽しかったー!」と、みんな充実の時間。
遊び隊、秋の終わりの実りある一日でした。

そして次回は菅平の冬、森のクリスマスです。
みんな元気にまた会いましょう!

【メモ】
保安林とは、水源を守る、砂防、風水害の予防などのために保存の必要がある森です。
森林法に基づいて国や県が指定しています。
今日の森でモリモリ遊び隊の森では
「干害防備保安林(簡易水道、各種用水などの水源を守る)」
「保健保安林(生活にゆとりを与え、生活環境を守る)」
この2つが指定された森でした。