3日の
森を楽しむ講座は「チェーンソー講習」を行いました。
まずは、チェーンソーの構造から学んでいきます。

チェーンソーは太い丸太も、細い枝も切れるので、便利なものです。
最近は、「チェーンソーアート」という木彫りも耳にしますよね。
しかし、チェーンソーによる事故が多いのも事実です。
チェーンソーに限らず、安全に道具を使うためには、
その道具の特徴をおさえることが重要です。

実際に森の中に入り、チェーンソーを使いました。



実際に使うと、その威力が分かります。
「とにかくやってみる!!」
何枚も輪切りを切って、刃を入れる角度、刃の回転速度など、ポイントを教わりました。
やまぼうしインタープリターの田村さんに、実際に木を倒すところも見せていただきました。
「木を一本倒す」
一気に倒れるわけではなく、自然の力に任せ、少しずつ少しずつ倒していきます。
静かな森に、「ミシミシ」と少しずつ木が倒れる音が聞こえてきます。
ミシミシミシミシ、サラサラサラサラ、ドーン。
迫力はあるんですが、どこか静かな雰囲気があるんです。
その場の空気をすっと変えるような・・・
田村さんが
「林業って、豪快なイメージがあると思うけど、気遣いがとても重要なんだ」
とおしゃていました。
その言葉がとても印象に残りました。
やまぼうし自然学校の講座は、座学だけではなく、実習が多いのが特徴です。
木を倒すときの雰囲気は、机の上では感じる事はできませんよね。

今日で今年度の森を楽しむ講座は終了です。
勉強するもよし、とにかく楽しむもよし♪
いつでも菅平に遊びに来てください。