森を楽しむ講座

森を楽しむ講座

個人向けリアル講座・オンライン講座

「都内森めぐりコース」「街の樹めぐりコース」「森林教養講座オンラインコース」は 首都圏東京支部で開催している事業です。身近な樹木観察を通して植物のふしきや神秘に触れ、森林を知る足掛かりとなる講座を通年開催しています。(夏季は暑さ対策のためオンラインのみの開催となります)

森を楽しむ講座2022
4/23-26-28街の樹めぐりコース第1回「外苑エリア」

月前半の森めぐりコースに続き、
街の樹めぐりコースも予定通り実施。
オリンピック開催に合わせた「新エリア」は2年持ち越しの
お披露目でしたがご満足いただけたように感じました

①スタートは青山1丁目交差点。246=青山通りを外苑方向に進みます。
②平日実施の画像と比べると、この週末実施画像は交通量が少ないことがわかります。
③神宮外苑のイチョウ並木。
④この樹は雄か雌か??実がつかないと樹木の特徴からは推測できにくいイチョウ。落ちているのは何か根本周辺をみんなで観察。
⑤今度は見上げて真下からの枝ぶりや不思議な形状の「乳」を観察。
⑥イチョウ並木の北東側にはひっそりと緑地が拡がってます。
⑦都内では近年このような看板が増えています。この緑地ではシラカシが被害に。
⑧新緑が芽吹き始めて間もないので、光の当たる地表ではキランソウやカラスビシャク、ケヤキの実生などが観察できました。
⑨こちらは群生するカントウタンポポ
⑩緑地の「御観兵エノキ」脇でアイスブレイクタイム。11月までこのチームで行動します。「どうぞよろしく!」
⑪緑地を抜け、権田原交差点を経て聖徳記念絵画館方向へ。そこここに真っ白な花をつけた樹がたくさん見られます。あれは・・・?
⑫花盛りのこれです。
⑬主に関東地方で、その地域で見られない珍しい樹や正体不明の立派な樹を指してなんじゃもんじゃといいますが、外苑のこれはヒトツバタゴです。
⑭さらに歩みを進めシロマツを観察。
⑮3本に分かれた葉や美しい色合いの樹皮が特徴です。
⑯ひんやりした樹肌。そっと触れて確かめます。
⑰聖徳記念絵画館からお鷹の松、建国記念文庫を経ていよいよ新国立競技場へ。
⑱木材を活かしたデザイン。植栽も随所に施されています。
⑲1964年催催、2020年開催の聖火台を比較見学後はスタジアム内へ。
⑳ここから入場できます!
㉑眺めのよい5階まで上がると・・・
22 こんな風な回廊となっていてぐるっと一周、散策ができるようになっています。
23 北側方向に新宿御苑を望むスタジアムでお開きとなりました。

(撮影・文 石川順子)