イベント

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個人・親子向け

四季折々、森林や地域の魅力を発掘し、楽しみながら自然と人とが程よい距離感で関わることのできるイベントを各種提供しています。 日々の生活は、時間や情報に追われあわただしく過ぎ去ってしまいます。体験イベントを通してゆったりと自然に向き合い、森の恵みを享受しながら心身ともにリフレッシュしましょう。

【報告】アウトドアスキル森の教室フィールド第6・7回(2024年9月28・29日)
2024年度より、新規開講した講座「アウトドアスキル森の教室」
年間を通して森を多角的にとらえるカリキュラム。
キャンプ、森林整備、森林観察など森林での幅広い活動を行うスキルやセオリーを学べる講座です。
年間を通じ、この講座を受講しながら「やまぼうしインタープリター」としても活動できます。
実践的な講座内容は森林インストラクターを目指す方にもご興味を持っていただけます。
各分野の専門講師陣が実践講義とオンライン講義を担当します。
今回は人工林&天然林、天然生林の観察を行いました。
◆9月28(土)木祖薮原の水木沢天然林
ご案内はやまぼうし自然学校の森林インストラクター養成講座卒業生でもあり
地元で自然歴史ガイドをされている柳川さんにお願いしました。

最初に本日のルートの説明

森の入り口の「木曽五木」
戻るまでに覚えましょう!


材も確認


森へ入ってすぐの場所
左がヒノキ人工林、右が天然林


針葉樹と広葉樹の大木が林立する天然林


事件現場
だれが誰にやられたのでしょうか
 

気候変動の影響か、こちらの森も局所的に大雨が降り
木が倒されることがここ10年で目立つようになったとのこと


木曽川の支流の支流のさらに支流の沢
水音が聞こえなくなった水源

大きなカタツムリの殻
  
大サワラと記念撮影
樹齢550年以上、直径2.5m以上


展望台でお昼休憩
今回は残念ながら木曽駒は雲の中
ミズナラの帽子を見つけてここでも帽子笛の練習

森林鉄道の軌道敷跡周辺にはオブジェのような巨木の切り株が多数


森の入り口へ戻り、今日の観察のふり返り
歴史解説も多く、人と自然の関わりを興味深くご案内いただいた
今日の水木沢天然林の観察は終了
 

おまけ 翌日の赤沢に備えて近くの国民宿舎に宿泊

講座2日目
◆9月29(日)木曽上松赤沢自然休養林
本日はここを管理担当されている中部森林管理局木曽森林ふれあい推進センターの
職員の方にご案内いただいた
心配していたお天気も回復し、過ごしやすい気温
紅葉にはまだ少し早いです


マルバノキの花と実
パワースポットの根上がりのヒノキだそう
もちろん、全員がくぐりました


森林鉄道には乗らずに終点地点まで


途中、キレイに紅葉したマルバノキに遭遇
ここからは「木曽悠久の森核心地域」へ

悠久の森に想いを寄せて、この場所を後に


クチベニタケを発見!



オオウラジロの実が落ちていた
木曽のすんきの発酵種にしたと以前お聞きした


倒木更新の始まり
ふかふかの木の上に実生

ひのき大樹の近くに面白い木を発見





ひのき大樹


コースの最後は昭和60年伊勢神宮御神木伐採跡地へ


当時の様子を映像でご説明いただいた

森林浴発祥の地で過去から未来、人と森のつながりを感じる2日間のしめとなった。

次回は10月13日、自然観察スキル③「ネイチャートレイル」です。
https://www.yamaboushi.org/info/entry/29462
次回案内
ご参加、お待ちしております。
                   がみ